耳鼻科と小児科どっちを受診したらいいの?
耳鼻咽喉科は『耳・鼻・のどに関わる症状』を診る科目。小児科は『子どもの病気全般』を見る科目になります。ですので、耳・鼻・のどに関わる場合は耳鼻咽喉科、それ以外は小児科を受診するのが良いでしょう。
耳鼻科と小児科との違いは使用する器具にあります。
耳鼻咽喉科では内視鏡をはじめとする専門的な機器を備えており、奥までしっかり観察することができます。鼻と耳は奥でつながっているため、小さいお子様は鼻水が出始めると中耳炎になりやすいのですが、耳や鼻の奥は見えづらく、見た目で診断するのは難しいため、耳鼻咽喉科にある機器であれば診断がしやすくなります。
また、耳垢が溜まっても耳の奥は観察できませんが、耳鼻咽喉科では耳掃除も行っています。また、黄色い鼻水が出たときも、鼻の中をきれいにする吸引処置やネブライザーなどの治療を受けることができます。
風邪の場合はどちらを受診したらいいの?
風邪の場合、鼻やのどに炎症が起こることで発症する場合が多く、耳鼻咽喉科はその鼻やのどを専門としていますので鼻水の吸引やのどの炎症を抑えるネブライザー治療を行えるのが強みです。一方で、下痢や腹痛、湿疹などの症状が出ている場合は、小児科を受診するのが良いでしょう。ただ、鼻水や咳などの症状が続く場合は、中耳炎や副鼻腔炎(蓄膿症)などを起こす場合がありますので、小児科を受診されたあとに耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。
すずきクリニック耳鼻咽喉科でできること
- 耳の治療
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- 内視鏡を用いた中耳炎や外耳道炎の診断・治療
- 耳鳴り/難聴の治療
- 耳掃除
- 聴力検査 など
- 鼻の治療
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- 鼻水吸引、ネブライザー治療
- 副鼻腔炎の治療(CTを用いた診断)
- アレルギー性鼻炎の治療
- 鼻出血 など
- のどの治療
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- 内視鏡を用いたクループ/扁桃炎/咽頭炎の診断・治療
- ネブライザー治療
- 上気道炎 など
- 専門的な治療
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- めまい
- 睡眠時無呼吸症候群/いびき
- 舌下免疫療法(スギ花粉症、ダニアレルギー)